ドライバーインタビュー
アスモ介護タクシー船橋 細田さん

あいにくの雨です。アスモ介護タクシー船橋の細田さんを訪ねて、千葉県船橋市の新京成電鉄「薬園台」駅の目の前にある有料老人ホームまでやって来ました。いつもなら車両の前で写真を撮るのですが、今回はエントランスの屋根の下で1枚。素敵な笑顔です。
目 次
訪問介護から介護タクシー事業部へ

アスモ介護タクシー船橋のドライバーになったきっかけを教えてください。
会社(アスモ介護サービス)の新規事業として介護タクシーを始めるということを聞いて希望しました。それまで訪問介護事業部にいたので、車いすの方の病院送迎など経験があったので、抵抗感なく仕事を始めることができました。

取材はビニールシート越しで
訪問介護から介護タクシーに移られたことで、変わったことは何かありますか?
あまりないですね。訪問介護は高齢者の日常生活に密接な仕事なので、これまで担当していた利用者さんやご家族から介護タクシーの依頼をいただいたり、外出の相談があったりして、今でもお付き合いが続いています。
資格と経験でレベルの高い介護を提供

アスモ介護タクシー船橋のセールスポイントをお聞かせください。
介護技術のレベルが高いことです。介護がきちんとできるということは、実は簡単なことではないんです。船橋のドライバーは私を含め介護福祉士2名、もう1名は介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)を修了しています。さらに介護職員として実務経験を積んでいるので、最適な介護サービスが提供できます。
資格と経験、両方が大事ということですね。その他でセールスポイントはありますか?
事業所が多いこと、高級感のある車両を使っていることですね。事業所は1都3県で12ヶ所、大阪に2か所で計14事業所あって、千葉県は船橋、千葉、柏の3ヶ所で営業しています(取材当時)。車両はどの事業所も同じですが、新車のエスクァイアとハイエースです。
車いすで通院の方がほとんど

お客様はどのような方が多いのでしょうか?
車いすの方の通院が大半で、ストレッチャー利用の方は全体の1割程度です。特に今はコロナの影響で通院以外のお出かけはほとんどないですね。こういう時期なので消毒をしっかり行っています。
お客様に便利で快適に使っていただけるように工夫されていることはありますか?
車内を清潔に保つことと、身だしなみを整えること、明るく声がけを意識することです。利用する方、そのご家族、病院や施設で私たちは常に周りから見られているという意識を持って業務にあたっています。
コロナで外出を控えなければならないのが残念でならない
コロナ後は通院だけでなく、日帰り旅行やレクリエーションに力を入れていきたいですよね。
その通りですね。コロナで外出を控えるようになって約1年、来年は元気でいられるだろうかと不安を抱えている高齢者にとっては、すごく大切な時間だったはずなんです。コロナで外出できないということが残念でなりません。1日も早く安心して外出できる世の中になって欲しいです。
お出かけを頑張りすぎない

落ち着いたらご家族で介護旅行を楽しんでもらいたいですね。
ぜひお願いします、と言いたいところですが一つだけお願いがあります。自由にお出かけできるようになっても決してお出かけを頑張り過ぎないでください。「せっかく家族で出かけるのだから」と思って遠くに行って豪華な旅行をするよりも、近くの公園を散歩して好きなものを少し食べて帰るだけできっと十分なんです。
確かに頑張って旅行して、疲れてしまうより身近なおでかけの方が良いのかも知れませんね。
そうなんです。例えばの話ですが、10万円の1泊旅行を1回よりも1万円のお出かけを10回一緒にできた方が、ご本人も嬉しいのだと思いますよ。介護する方もされる方も無理をしない、1日でも長く元気に生活できることが一番大事なことなんです。
ご利用者とご家族に近い介護タクシー
今日は有難うございました。最後に利用を検討している方へひとことお願いします。
アスモ介護タクシーは「ありがとうございます」の感謝の言葉を大切に、ご利用者とご家族に近い介護タクシーとして、外出のお手伝いをしています。コロナが落ち着いたら、私たちとお出かけに行きましょう。

最初の写真撮影で面白いポーズを決めてくれた細田さん(残念ながらお見せできません…)。初対面でも話しやすい雰囲気を作っていただき、感謝です。今回のインタビューでは「お出かけを頑張りすぎない」という言葉がとて印象に残りました。要介護者と介護家族に近い存在だからこそ、分かる事があるのですね。