ドライバーインタビュー

介護タクシーたいよう 大泉さん

沖縄県 浦添市

介護タクシーたいようの大泉さん

平成28年に新潟から沖縄へやってきた介護タクシーたいようの大泉さん。沖縄の歴史、風習など積極的に学んで利用者の皆さんとより親しい関係を作っていけるよう日々頑張っています。そんな大泉さんに沖縄県第1号のインタビューをさせていただきました。

父親の病気・介護を経験して社会福祉士の資格を取得

介護タクシーをはじめたきっかけは?

もともと実家が新潟で、東京に出て働いていたのですが、22年ほど前に父親が病気になり東京と新潟を行ったり来たりの生活となりました。

それからしばらくは「親の介護が仕事」という日々を過ごしていましたが、当時新潟には(というか全国的に?)介護タクシーというものがなく、移動するときは普通のタクシーを呼んで父親を乗せて、車いすをたたんでトランクにしまうのですが、トランクが閉まらなかったり運転手さんが積み下ろしをしてくれなかったり、今では考えられない状況でした。

父親の介護で福祉の仕事に興味を持ち始めて、数年たって父が亡くなったあと再び新潟に戻ることになったのですが、その時に社会福祉士の資格を取得しました。その後すぐに福祉の仕事には就けなかったのですが、ホームヘルパーの資格も取得して4年ほど前(H25年)に新潟で介護タクシーを開業しました。

24時間対応します

電動スロープ

車いす・リクライニング車いすもご用意

たいようのセールスポイントを3つあげてください

いちばんのポイントは24時間対応です。個人事業ですができる限り夜間早朝の配車にも対応しています。予約受付は7:00~18:00なのですが、時間外も対応しています。

2つ目は経験と資格でしょうか。国家資格の社会福祉士、ホームヘルパー2級、上級救命講習修了、認知症サポーターの資格も取得しました。仕事に活用できているとは思いますが、介護施設で働き始めた当初からお年寄りとの関わり合いが楽しくて、自分はこの仕事が向いているんだなと実感しています。

3つ目は乗り心地の良い車両ですね。沖縄は大型のハイエースで営業している介護タクシー事業者がすくないので、私のようにミニバンで営業している方も多いですが、十分気を付けてていねいに運転することを心がけています。

新潟(本州)から沖縄へ、観光客や移住者の気持ちが分かる介護タクシー

使用者はどのような方が多いですか?

やはり通院、退院、転院が多いですね。あとは介護老人ホームなどからの一時帰宅の依頼が多いです。沖縄は神事(旧暦の行事)を大切にする習慣が強いので、行事で月に2回帰宅するような方もいらっしゃいます。

年末年始は特に忙しいですね、新潟で営業していた時は寒いので年末年始の一時帰宅の依頼はほとんどなかったですから。あとは買い物、お墓参りなどですね。(ちょうどインタビューをした4月は「シーミー」(晴明祭)の時期で、週末は家族でお墓参りに行ってお墓の前で食事をするという行事が行われていました。)

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晴明祭(シーミー)イメージ

利用者とのエピソードで印象に残っていることを教えてください

私は新潟から沖縄に来た本州の人間なので、本州から移住してきた方をお乗せするときなどは安心してご利用いただいています。以前、息子さん夫婦で沖縄に移住して本州の両親に介護が必要になってご両親を沖縄に呼び寄せた方がいらっしゃいました。

うちの介護タクシーを使っていただいたのですが、その時息子さんが「ウチナーグチ(沖縄方言)じゃない運転手さんで助かった。」と言われたのが印象に残ってます。私でもたまに言葉が分からないことがあるくらいなので、本州からやって来たご両親には現地のドライバーは不安だったのかもしれませんね。

沖縄に移住して介護タクシーをやっている方はほとんどいないので、今後は本州から観光や移住で来沖される利用者の方に沖縄のすばらしさを伝えることに力を入れていきたいです。

沖縄の神話・歴史に魅せられて

突然ですが好きなものを教えてください

神様ですね(笑)。好きなものっていうのもおかしいんですけど。沖縄に来る前から沖縄の神話や歴史にも興味があって、20代の頃は毎年沖縄へ旅行に出かけていました。今でも休みの日には史跡を観光に行ったりしています。沖縄の習俗を知っておくと利用者との会話に役立つので勉強を兼ねてという感じです。

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外から見える首里城

最後に利用を検討されている方にメッセージをお願いします

とにかく丁寧に運転します。マンホールや段差などで少しでも揺れを少なく、安心してご利用いただけるように努めています。また利用者の目的、TPOに合わせて着用する服を選ぶなど、細かい部分で気配りをしています。沖縄在住の方はもちろん、観光で沖縄に来られる方も、ぜひ介護タクシーたいようをご利用ください。


単身新潟から沖縄まで来て介護タクシーを開業した大泉さん。新潟で営業していたので引っ越しと同じ感覚でいたら大間違いで、沖縄に移住してから開業まで4ヶ月もかかったそうで、その間に介護施設で働いて、沖縄のお年寄りのいなさんと触れ合って言葉や風習の違いを肌で感じて勉強していたそうです。これからますます「本州(新潟)から来た沖縄の介護タクシー」として県内外の利用者をサポートしていってほしいです。

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介護タクシーたいよう

代表 大泉 輝恒
新潟県生まれ。通信会社勤務、公園管理業務などを経てH25年に新潟で介護タクシーたいようを開業。H28年沖縄で営業開始。

介護タクシーたいよう 情報ページ

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