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介護タクシーコラム

なりたい自分を一緒に目指す保険外リハビリ施設 AViC THE PHYSIO STUDIO

介護・医療

保険外リハビリを行うAViC THE PHYSIO STUDIO尾山台店

脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)や整形疾患などで必要な身体機能が低下してしまった方に対して行なうリハビリテーション(理学療法)。今回はそのリハビリテーションを保険外(自費)で行える施設、AViC THE PHYSIO STUDIO(エービック ザ・フィジオ・スタジオ)尾山台店(以下、AViC尾山台店)に訪問してきました。

落ち着いた雰囲気の店舗

東急大井町線尾山台駅前

最寄駅から徒歩圏内、幹線道路にも近い商店街にある尾山台店

東京都世田谷区にあるAViC尾山台店は東急大井町線「尾山台」駅から徒歩4分の場所にあります。駅前商店街の奥に位置していて、幹線道路からも近いので車や介護タクシーでのアクセスも便利です。

AViC尾山台店外観

商店街をしばらく歩くとお店が見えてきます

店舗入り口のスロープ

傾斜角に配慮した店舗入口のスロープ

もちろん店舗は入口から店内の至る所がバリアフリーになっています。明るくて清潔な雰囲気が良いですね。開店から2年以上経った今でも清潔感溢れる開放的な空間に満足される方が多いそうです。

医療保険と介護保険、制度の間には大きな狭間があった

チーフマネージャーの岩澤さん

今回は尾山台店/長津田店の店長で、チーフマネージャーの岩澤さんにお話を伺いました。

― 保険外リハビリとはどういうものなのでしょうか?

リハビリには医療保険で対応するものと介護保険で対応するものがあり、診療の補助として行う医療保険対応のリハビリは基本的に日数と時間の制限があります。それに対して介護保険対応のリハビリは日数に制限はないのですが提供時間に制限があり、理学・作業療法士などの専門職によるサービスが提供されない場合があります。

医療保険対応のリハビリが終了すると、リハビリを行う時間が極端に少なくなってしまいます。その制度の間を埋めるサービスが保険外(自費)リハビリになります。

医療保険と介護保険の狭間のイメージ

リハビリの流れ(イメージ図)

医療保険のリハビリ(脳卒中の場合)

  1. 急性期病棟(発症早期)のリハビリは1日3時間、発症から最大20日間まで
  2. 回復期病棟(回復期)のリハビリは1日2~3時間、発症から最大180日まで
  3. 患者個別にリハビリを行う
  4. 医師の指示で専門職(理学・作業療法士、言語聴覚士)がリハビリを担当

介護保険のリハビリ(例)

  1. 訪問介護のリハビリは1日0.2時間(日数制限なし)
  2. デイサービス・介護施設のリハビリは1日0.15時間(日数制限なし)
  3. 訪問介護は個別にリハビリを行うが、デイサービス・介護施設は集団で行うことが多い
  4. 介護職員が集団でのリハビリを担当する場合もある
保管外リハビリの役割イメージ

保険外で患者が希望するリハビリを提供(イメージ)

― 足りないリハビリの補完をするということですね?

はい。病院や介護施設などの「日常生活レベル」という目標ではなく、さらに質の高い生活の実現をお手伝いしています。例えば右手が良く動かなくても左手は動くから日常生活に支障はない。という考え方ではなく、保険外リハビリはその一歩先にある「右手をもっと動かせるようになりたい」「右手で字を書けるようになりたい」などのニーズに時間や日数に制限なく応えることができます。

AViCはエビデンスに基づいた質の高いリハビリを提供

AViC尾山台店内観

― AViCの特長は?

エビデンスに基づいたリハビリを提供し、かつご利用者様の価値観を重視し、プログラムを協働して決めていくことです。また、なりたい自分(=リハビリの目標)を明確にし、目標に向かって日々の成果を「見える化」し、ご利用者様に合わせたオーダーメードのサービスを提供しております。そして、施設内だけに留まらず、地域の医療機関・介護施設と連携して総合的なリハビリを行なっていることです。

AViC尾山台店の応接室

時間をかけてしっかりと目標とプログラムを決める

AViC尾山台店のリハビリ機器

エビデンスに基づいて機器を選定

― 価値観を重視とは具体的にどのようなことでしょうか?

日常生活レベルよりもワンランク上の自分を目指して目標を決めていただきます。ゴルフができるように、楽器が弾けるようにといった趣味の実現を目指す方、復職という大きな目標を持っている方、反対に高齢の方は体の衰えを防いで現状の生活水準をキープすることを目標に通われる方もいらっしゃいます。

リハビリを通して目標を設定するということは難しいのですが、AViCではご本人の「こうありたい」という意思、趣味ややりがいの実現を通じて QOL(Quality of Life)を高めることを目的としています。

車いすの方は10%程度、介護タクシーで通っている方も

AViC尾山台店の入口と受付

― 利用者はどのような方が多いのでしょうか?

脳卒中やパーキンソン病、脊髄損傷の方が中心です。年代は50歳~75歳、最初にご本人の希望で来られた方が全体の約6割、残りの4割はご家族の後押しで来られた方もいらっしゃいます。どちらもしっかりとニーズを引き出し、目標に合わせて頻度を調整し、通っていただいてます。

― 店舗までの交通手段は?

車でのご来店が多いです。だいたい6~7割くらいで、ご家族の送迎やタクシーをご利用されています。あとは徒歩の方です。車いすの方が全体の1割程度いらっしゃるので、介護タクシーを使って通われる方も多いです。

目標達成に向けてスタッフ全員がサポート

歩行訓練用の床

― 利用料金はおいくら位でしょうか?

メニューによって変わりますが、基本的には保険利用の保険料+公費を含む総額を基準にしています。脳卒中リハビリのコースであれば、脳血管疾患リハビリテーション料Ⅰがおよそ7,500円/1Hなので、施術前後のコミュニケーションを含め75分で10,000円(税別)になります。はじめての方に向けた60分5,000円(税別)の体験リハビリプログラムもご用意しています。

整形疾患・運動器後遺症用のリハビリ機器「レッドコード」

整形疾患リハビリにも最新の機器で対応

― お客様とのコミュニケーションで注意していることは?

「なりたい自分」というニーズを引き出すことですね。ここに来て何となくリハビリをしていれば良くなるという漫然とした意識にならないように、定期的な面談を通して、目的や目標を見失わないようにしております。その一つの手段として、リハビリの成果を「見える化」しながら、理想とする姿と現在地との差異をお伝えし、その差分の問題・課題に対しモチベーション高く取り組めるようにしています。

お客様の「なりたい自分」を実現する

岩澤さんのお話を伺って、AViCがエビデンスや最新の機器を駆使してより高いレベルの目標に向かって利用者と一緒にリハビリに取り組んでいることが分かりました。生活のこと、身体のこと、その先のステップ目指す方。お近くのAViCへ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

介護タクシーでAViCを宣伝

首都圏200台の介護タクシーで紹介

介護タクシーの利用者に向けて

介護タクシー案内所では2020年3月20日まで、首都圏約200台の介護タクシー車内でAViCのご紹介をするお手伝いをしています。介護タクシーの利用者、介護者のご家族・ヘルパーの皆様に保険外リハビリというサービスをより深く知っていただければ嬉しいです。

AViC THE PHYSIO STUDIOのロゴマーク

AViC THE PHYSIO STUDIO

なりたい自分を実現する、根拠に基づいたリハビリサービスを提供する保険外リハビリテーション施設、豊田通商グループの(株)豊通オールライフが運営。尾山台店(世田谷区)の他に、日本橋店(中央区)、長津田店(横浜市)、船橋店(千葉県船橋市)の4店舗(2020年3月現在)で営業中。

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