ドライバーインタビュー
うるとら介護福祉Wサポート 茶木さん
愛知県知多半島の常滑市までやって来ました。とても良い天気です!今回は知多半島全域でサービスを展開する、うるとら介護福祉Wサポートの代表 茶木さんにお話を伺いました。一度聞いたら忘れられない屋号のエピソードについても聞かせていただきました。
目 次
介護タクシーをやるために生まれてきたような人
住宅設備メーカーを早期退職して介護タクシーを開業したということですが、この仕事を選んだ理由を教えてください。
早期退職を決めた時、会社紹介の再就職も検討したのですが、自分に合った仕事がなかなか見つかりませんでした。そんな時に隣の半田市にある介護タクシーのことを知り、「これが自分のやりたかった仕事だ!」と思い、開業を決意しました。実はその時、すでに今の屋号が頭に浮かんていたんです。
屋号の話がでたので早速ですが、うるとら介護福祉Wサポートの「うるとら」について由来を教えてもらえますか?
私が寅年なんです(笑)それと「ウルトラマン」からきています。ウルトラマンは人類の味方じゃないですか。だから私も高齢者や体の不自由な方の味方になって頑張ろうと思って「うるとら」にしました。
開業当初は依頼も少なく苦労しましたが、頑張って3ヶ月で軌道に乗せることができました。今ではお客様に「茶木さんは介護タクシーをやるために生まれてきたような人だね。」と言われるくらいこの仕事が板についています(笑)
事前に理由をしっかり説明することで料金のトラブルを防ぐ
寅年生まれとウルトラマンですか。意外でした(笑)では、うるとら介護福祉Wサポートのセールスポイントを教えてください。
知多半島全域、長距離の搬送に対応していること、便利屋(生活サポート)も行っていること、普段着の会話で気軽にお付き合いいただけることですね。気軽にお付き合いと言っても、料金などしっかり説明する必要のあることは丁寧に案内しています。
料金についてはトラブルも多いですよね…。お客様への料金案内で注意しているポイントはありますか?
事前になぜこの料金になるのか、理由をしっかり説明して同意を得るようにしています。一番大切なポイントは事前に説明することです。精算時に値段が上がっていた、となるとお客様の印象がどうしても悪くなってしまいます。
お客様に「もう次は利用しない」と思われてしまうのは悲しいことです。だから私は必ず事前に料金の説明しています。移送中に発生する想定外の費用についても、その場で金額と理由を説明して、納得いただいたうえで対応しています。理由が分かれば、ほとんどのお客様は納得してくださいます。
スロープに貼ってあった手紙に感動
茶木さんにとって記憶に残るお客様とのエピソードを教えてください。
先日ご利用いただいた方のお話です。車いすで自宅に入るのにスロープが必要だったので、車載の簡易スロープをお貸ししました。しばらく経ってそのお宅にスロープを引き取りに伺った際に、手紙が貼ってあったんです。これを見た時は本当に嬉しかったです。
私たちの仕事は頑張った分だけお客様から感謝の気持ちが返ってきます。いい仕事をしていれば、神様はきっと見てくれている。そう思って日々頑張っています。
お客様を大事にすることと同業者を大事にすることは同じ
先ほど予約状況を見せていただきましたが、やはり込み合っていますね…。予約を受けることができない時はどのように対応されているのですか?
対応できる介護タクシーを探してお客様に紹介しています。その場でお断りすることほとんどないですね。近隣の同業者で「知多半島福祉タクシーヘルプグループ」というグループを作っているので、お願いする事業者もすぐにご案内できます。
有志のグループを作っているのですね。介護タクシーを探しているお客様にとっても心強いと思います。
その場で断ってしまうとお客様が困ってしまいます。お客様の利便性を第一に考えるのであれば、近隣の同業者との関係も大事にしないといけません。ライバルでもありますが、お客様のために協力すべきところは協力する。それが大切なことだと思っています。
普段使いで気軽に利用して欲しい
どうも有難うございました。最後に利用を検討されているお客様へひとことお願いします。
うるとら介護福祉Wサポートは普段使いで気軽に利用できる介護タクシーです。病院、施設、ご自宅、どこでもお迎えに上がります。セントレア(中部国際空港)にも近いので、空港までの送迎にもご利用いただけます。どうぞお気軽にご連絡ください。
茶木さんの座右の銘は「営技一体(えいぎいったい)」。経験を積みベテランになっても、営業を忘れて技術者だけになってはいけないという意味で、茶木さんが作った言葉だそうです。お客様を大切にするという思いが、言葉のひとつひとつに込められていました。これからも高齢者や体の不自由な方の味方になって、移動をサポートして欲しいです。