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ドライバーインタビュー

介護タクシーピッケル 桧山さん

北海道 札幌市

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北海道札幌市の介護タクシーピッケルに訪問して代表の桧山さんにお話を伺いました。アパレルメーカーに長年お勤めだった桧山さんは、おしゃれでスマートな雰囲気の中にも人と人の「情」を大切にする心の温かさを持った方でした。

55歳で独立起業を計画していた

介護タクシー事業を始められたきっかけを教えてください。

アパレルメーカーで33年間、全国の百貨店で営業をしていたのですが、当時から55歳でサラリーマンを卒業して自分で新しいことを始めようと思っていました。車の運転が好きでしたし、介護の仕事にも興味があった。ならば介護タクシーが良いのではと思い、会社を辞めて介護職員実務者研修修了(旧ヘルパー1級)の資格を取得して、開業の準備を始めました。

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愛着のある1号車
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2号車もヴォクシーです

でもすぐに開業されたわけではないというお話でしたよね?

はい。資格取得で勉強してきたことと、現場は同じではないことが分かっていたので、札幌市内の介護タクシー事業者のもとで1年近く勉強させてもらいました。お客様対応はもとより、営業ノウハウや仕事全般のフローなど、現場を教えてもらったことで開業前に自分のスタイルを見つけることができました。

タクシーまで待たせたくないという思い

介護タクシーピッケルのセールスポイントを教えてください。

地域密着営業ですね。開業時から決めていたわけでも地域限定というわけでもないのですが、中央区と西区に特化した営業をしています。おかげさまで地域の皆さまにご好評をいただいてます。

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ピッケルのように杖代わりになりたい
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車体に屋号と連絡先を表示

介護タクシー(福祉限定)は都道府県単位が営業エリアですよね?「北海道内どこでも行きます」みたいなセールスポイントではないんですね。

ええ。最初は頑張って遠くの病院や施設に営業していたのですが、遠くなればなるほどお客様をお待たせすることが多くなってくるじゃないですか。病院で診察待ち、診察が終われば次は会計待ち…。待ってばかりのお客様にタクシーまでお待たせしたくない、と思って地域密着を意識するようになりました。

そうするとお客様から「ピッケルは早く来てくれて、急なお願いにも対応してくれる。」という評判をいただくようになりました。私は前職で全国の百貨店の売場に立ってきましたので、接客ではどこにも負けない自信があります。一度使っていただければ気に入っていただけると信じて営業しています。

お客様との会話を大切に

利用される方はどのような方が多いのですか?

8割くらいの方が通院で利用しています。また全体の8割~9割の方が車いす利用者です。今日(取材当日)は祝日だったのですが、診療している病院があって利用する方がいらっしゃいました。その他は一時帰宅、買い物などですね。

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車いすを2列目に配置できるので会話もしやすい

お客様に便利で快適に使っていただけるような工夫をされていることはありますか?

まず車両の選定ですかね。札幌の道は一冬越すだけでデコボコ道になってしまいますので、少しでも乗り心地の良い車を、と思い2台とも乗用タイプのヴォクシーを選択しました。運転動作も段差、発進、停止など気を配って行っています。あと一番大事なのは会話ですね。

接客の経験を活かしたお客様とのコミュニケーションということですね。

自分の経験を活かさないともったいないですからね。お客様の中には話しかけられるのが苦手な方もいらっしゃいます。そういったお客様と上手くコミュニケーションをとる方法は、教えられて身につくものではないですから。

初心を思い出させてくれるポチ袋

お客様とのエピソードで印象に残っていることを教えてください。

開業して間もないころから1年ほどご利用いただいた女性のお客様(現在は施設に入られているそうです)の話なのですが、月に2・3回、利用していただくたびにお礼といってポチ袋を私に渡してくれたんです。それがまだここにあって…(机の中からポチ袋の束を出す桧山さん)中身もそのままにしてあるんです。

私もお返しといってはなんですが、お花をプレゼントしたりお好きな食べ物を聞いて差し上げたりしていました。いつもこのポチ袋を見て初心を忘れないようにしているんです。

良いエピソードですね。

私たちの仕事は普通のサービス業とは違うじゃないですか。人と人の情というか、心の触れ合いがあってもいいと思うんです。だからこれかも人と人の心のつながりを大切にしていきたいと思っています。

ピッケルが地域のみなさまの杖や足代わりになるように

突然ですが好きなものを3つ教えてください。

屋号のピッケルからお分かりかも知れませんが、登山が好きですね。ピッケルは吹雪の時に杖の代わりにも使う登山道具なので、地域の方の杖・足代わりになるようにとこの名前に決めたんです。

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美しい山の風景(桧山さん撮影)

あと写真と山の上で食べるご飯が好きです(笑)写真も山の写真なので、結局山が好きということでしょうか。

その通りですね(笑)では、介護タクシーピッケルの利用を検討されている方へひとことお願いします。

急なお出かけにもクイックな対応ができるよう心がけていますので、ぜひご連絡ください。ピッケルを使って良かったと思っていただけるサービスでお待ちしております!

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2号車は車いす2台乗車可能
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ストレッチャーにも対応

有難うございました。最後に好きな言葉があれば教えていただけますか?

「有言実行」ですね。55歳での起業もそうですが、いままでは心の中で思っていたことを実現させてきました。でもこれからは有言してもっと強い意志をもって次のステップに上りたいと思っています。


事前にお伝えしていない質問に対しても答えがすぐに帰ってくる。心地よいリズムでインタビューさせていただきました。きっとこれも桧山さんの会話のノウハウのひとつなのだろうなと感心してしまいました。

仕事終わりに伺ったので、車両の写真撮影の際に車が汚れていることを気にしていた桧山さん。私にはピッケルのロゴが映える車体が一仕事終えた誇らしい姿に見えました。

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介護タクシーピッケル

代表 桧山 和浩
北海道札幌市生まれ。大学卒業後、アパレルメーカーの勤務を経て2015年に介護タクシーピッケルを開業。趣味は登山と写真。

介護タクシーピッケル 情報ページ

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