ドライバーインタビュー

かえでちゃんタクシー 島田さん

神奈川県 川崎市

kaedechan_kawasaki07

神奈川県の川崎市中原区で営業している、かえでちゃんタクシーの代表 島田さんにインタビューしました。開業してまだ数ヶ月(取材当時)という島田さんでしたが、何年も営業してますといった感じの落ち着いた雰囲気がある方でした。特徴ある屋号の由来なども聞いてみましたので、ぜひご覧ください。

調理師から次のキャリアへ

介護タクシードライバーを始めたきっかけを教えてください。

自分のお店が軌道に乗ったころ、なにか新しいことを始めたいと思っていたんです。そんな時、介護タクシーの仕事をしていた先輩に誘われて・・・。高齢化がすすむ日本でこれから必要になっていく仕事だと思ったので、店は現場のスタッフに任せてやってみよう、と思い2018年3月に開業しました。

kaedechan_kawasaki06

日産キャラバン
kaedechan_kawasaki04

車いすが2台乗車可能

どんなお店を経営されているんでしょうか?

中華料理店です。調理師としてホテルで7年くらい働いて、自分の店を持てるようになりました。店が一段落して、いろいろとお世話になった周りの人たちに恩返しができる、人のためになる仕事を始めたいと思うようになりました。

調理師免許は関係ない仕事になりましたが、介護・救急の資格も多く取られたんですね。

そうなんです(笑)。取れる資格は取っておいた方がいいかなと思って。なかには講習を受けるだけでOKというものもありますが、介護福祉士実務者研修、患者等搬送乗務員、日本赤十字救急法救急員などの資格を取得しました。

お年寄りに可愛がってもらえることが嬉しい

かえでちゃんタクシーの「かえでちゃん」って誰かのお名前ですか?

ええ、そうなんです。2人目の子ども(息子)の名前です。名刺にや車内にある絵は子どもが描いた絵なんですけど、これがお客様に好評で、初めての方との会話につながっています。もともと飲食店で接客もしていたので会話は得意なのですが、この通りざっくばらんな性格が受けて特にお年寄りのお客様によく可愛がってもらってます(笑)。ありがたいです。

kaedechan_kawasaki13

ポップな書体の屋号
kaedechan_kawasaki01

かえでちゃん(くん)の書いた絵

お子さんのお名前だったんですね。家族思いのお父さんで。

いえいえ(照笑)。うちは子どもが3人いるのですが、1人目の子どもの名前は開業した中華料理店の店名に使ってます。次になにか新しいことを始める時は3番目の子どもの名前を使おうと思っていろいろ考えています(笑)。

かえでちゃんタクシーのセールスポイントを教えていただけますか?

ノンステップタクシー首都圏協同組合に加盟しているので、そこの先輩方との連携で極力予約をお断りしない。というのがセールスポイントです。あとは見ての通り体力があるので車いすの移動や乗降介助などお客様に安心してお任せいただいてます。

kaedechan_kawasaki10

機材の選定も先輩のアドバイスを受けて

声かけと安全・快適

利用者にはどのような方がいらっしゃいますか?

9割以上がお年寄りで車いすご利用の方です。用途はやはり通院、通所、転院などですね。あとは川崎区の田島特別支援学校の生徒の送迎を担当しているので、肢体不自由の障がいをもつ子どもたちの移動をサポートしています。

お客様に便利で快適に使ってもらえるように心がけていることはありますか?

動作の時の声かけです。これは介護福祉士実務者研修などで勉強することなのですが、一番大切なことだと思って続けています。声かけがお客様との会話につながるので相手によって話し方を変えたりしています。

また使っている車は年式が古いのですが、床を貼り替えたり、前後にドライブレコーダーを設置したりして、安全・快適にも心がけています。

kaedechan_kawasaki03

リアウインドウに設置したドライブレコーダー
kaedechan_kawasaki12

床材を貼り替えてきれいに

元気になっていく姿が自分の励みに

お客様とのエピソードで印象に残っていることを教えてください。

大師の方にお住まいの方で、開業して初めてリピーターになっていただいた方のことはよく覚えてます。骨折をして通院で利用してもらっていたのですが、お年寄りは骨折などの大きな怪我がきっかけで弱ってしまうことが多いじゃないですか。最初に会った時はほとんど体の自由がきかない状況で・・・。

このまま寝たきりになってしまうことも考えられる状態だった・・・。

そうなんです。だから2回目に迎えに行った時はドキドキで。その後も行くたびに「大丈夫かなぁ」と心配していたのですが、徐々に元気になっていって、最後はちゃんと自分で歩けるようになったんです!自分のことのように嬉しかったですね。この仕事を始めて良かったなと励みにもなりました。

いい経験をされたんですね。では最後にかえでちゃんタクシーの利用を検討されている方へメッセージをお願いします。

はい。自分はお年寄りも子どもも大好きで、介護タクシーという仕事が合ってるなぁ、と思っています。開業してまだ数ヶ月(取材当時)ですが、頼れる先輩ドライバーにいろいろと教わりながら頑張っています。グループで連携を取りながら極力「お断りをしない」営業を心がけていますので、ぜひ一度かえでちゃんタクシーをご利用ください。

kaedechan_kawasaki02

取材を終えて次のお迎えに出発!


ドライバーと乗客の距離が近いこと。タクシーという交通機関の大きな特徴だと思います。会話をすることが張り合いになって心が元気になっていくこともあります。歯に衣着せぬフランクな物言いで、利用するお年寄りから我が子のように可愛がられている島田さんは、みんなの「元気の素」になっているのかも知れません。

kaedechan_kawasaki08

かえでちゃんタクシー

代表 島田 岳昌
神奈川県川崎市生まれ、ホテルで7年間の調理師勤務を経て川崎市内に「麺飯食堂 龍」を開店。店舗が軌道に乗った時期に新しく介護タクシー事業を始めることを決意。2018年3月にかえでちゃんタクシーを開業。趣味は食べ歩き。

かえでちゃんタクシー 情報ページ

Share on FacebookTweet about this on TwitterPrint this pageEmail this to someone