ドライバーインタビュー

2019年秋から新規事業として介護タクシーをスタートした、株式会社アスモ介護サービス（アスモ介護タクシー）三鷹営業所を訪問しました。今回はコロナ対策のため、車両の中で担当の井上さんからお話を伺いました。

自ら志願して介護タクシードライバーに

アスモ介護タクシー三鷹は老人ホームの中にあるんですね、井上さんも介護職員としてのご経験があるのでしょうか？

はい。介護の仕事を始めてから10年以上になります。今回、介護タクシー事業立ち上げの話を聞いて、すぐに「やってみよう」と志願しました。もともと車が大好きだったことと、この話を紹介してくれたのが信頼している上司だったので、これもひとつのご縁だと思い、快諾しました。

タクシードライバーに必要な二種免許はお持ちだったのですか？

二種免許は持っていなかったので、会社の奨学金制度を利用して、現場の仕事をしながら取得しました。車に乗るのもいじるのも好きだったので、ケアドライバーの仕事は自分に向いていると思っていました。

ドライバーのほとんどが介護業務経験者

アスモ介護タクシー三鷹の特徴を教えてください。

ドライバーのほとんどが介護経験者、リピート率が高い、介護保険が使える。この3点ですね。介護資格を持っているというだけでなく、介護事業所で実務経験のあるドライバーが多いのが最も大きな特徴です。外出先での付き添いや身体介護を安心してお任せいただけます。

送迎だけではなく付き添い介護にも対応しているからリピート率も高くなるんですね。

そうなんです。最近はコロナで家族の付き添いが難しいことも多いので、院内・施設内の付き添い、トイレ介助、食事介助などを経験豊かなドライバーが対応しています。

あとは介護保険の利用ですね。通院頻度の高い方などは費用の負担も軽くなり、介護タクシーが使いやすくなるのでお勧めしています。地域のケアマネジャーとの連携もできているので、スムーズに利用を開始することができます。おかげさまで利用者も増えてきています。

総合介護事業のアスモだからできる安心・安全

お客様はどんな方が多いのでしょうか？

今はコロナの影響で必要な通院がほとんどです。介護保険の利用者は増えてきていますが、現在は全体の1割程度ですね。民間救急の認定を受けているので、ストレッチャー搬送もありますが、ほとんどが車いす利用の方です。

みなさん買い物やレクリエーションのお出かけを控えていますよね…。逆に必要な外出で利用される方に対して、この時期だからこそ気を付けていることは何かありますか？

当然のことですが、消毒を徹底しています。緊急時のために感染防止対策用具もセットにして揃えています。有料老人ホーム、居宅介護支援事業所などを運営しているノウハウで、徹底したマニュアル化と研修、緊急時のシミュレーションを行っています。

多くの利用者と接するからこそ徹底しているのですね、その他お客様の対応で気を付けていることはありますか？

丁寧な説明を心がけています。介護に特化しているという点を活かして、最適なプランをご提案しています。また、どんなケースにも対応できるように、首都圏を中心に全国14事業所（取材当時）で情報を共有しています。

また、車内に物を置かずにスッキリするよう心がけているので、転院・施設転所などで荷物が多い場合も、ハイエースであればかなりの量を積み込むことができます。機材は事業所で常にメンテナンスされた状態で保管しています。

休日は子どもと遊んでリフレッシュ

突然ですが、好きなもの（こと）を教えてください！

昔は車でどこまでも走りに行っていましたが、今は子どもと遊ぶことですね。まだ小さいので遊ぶのも大変なんですよ（笑）。介護の仕事はストレスを感じることが多いので、子どもと遊んで頭の中を真っ白にリフレッシュできるのがいいですね。

コロナ後は介護旅行を楽しんでもらいたい

では最後に、アスモ介護タクシー三鷹のご利用を検討している方へ、ひとことお願いします。

私たちアスモ介護サービスは、総合介護企業として様々な介護サービスを提供しています。介護保険の利用はもちろんのこと、旅行業も取得していますので、旅行やレクリエーションで楽しんでいただけるよう企画提案も可能です。

自由に外出できるようになりましたら、ぜひ私たちと日帰り旅行に行きましょう！お待ちしております。

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ストレッチャー搬送ができるハイエースと乗り心地重視のエスクァイア。どちらも新車で導入されていて、物がほとんど置かれていない車内を見た時は驚きました。基本の資器材は1つのセットになっていて、乗務するケアドライバーが出庫時に持ち込むそうです。

徹底した業務管理と安心の介護サービスが特徴のアスモ介護タクシー。今後の展開に注目していきたいです。