介護タクシーコラム

楽しくお出かけしたい!福祉キャンピングカーと介護タクシー

お出かけ

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2月2日~4日の3日間、千葉県の幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー2018」が開催されました。キャンピングカーの情報サイトで知った「福祉キャンピングカー」というものを見に、会場へ行ってきました。

社会に必要とされるクルマの創造

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ケイワークス/ワークヴォックスの出展ブース

キャンピングカーの情報サイト「キャンピングカースタイル」の記事、福祉車両キャンピングカー Liveを見て日本初の福祉車両キャンピングカーをぜひ見てみたい!と思い、ケイワークス/ワークヴォックスのブースを直撃。そこでイタリア製フィオレラリフトの輸入元である(株)ワークヴォックスの方とお会いしました。

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フィオレラF360スリムフィットを操作する田中さん

説明をしてくれたのはワークヴォックスのコンサルティングGr.マネージャーの田中さん。突然「介護タクシーの情報メディアです。」と挨拶すると一瞬驚かれたようですが、「介護タクシーや福祉施設などでの導入もご相談を受け付けてます!」と笑顔で対応してくださいました。

ワークヴォックスは「社会に必要とされるクルマの創造。」をコンセプトに、一般のキャンピングカーだけでなく、車いす利用者やその家族、関係者に向けたアクセシブルスタイル(誰でも利用しやすい)キャンパーを提案しています。

楽しめる移動手段を

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コンプリートモデルTRAVELLER

テーブルを囲める車内空間

コンプリートモデルTRAVELLERはバックリフトから乗降するタイプ。これは一般の福祉車両や介護タクシーと同じですが、乗車時のレイアウトが車いすの横に1名、前のテーブルを囲むように向かい合って2名のシートがあります。助手席とサードシートを加えると車いす1台+同乗者5名(運転手を除く)まで乗車可能なモデル。隣りだけでなく、前の2名とも向き合って移動ができるのは良いですね。

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2列目シートは後ろ向き


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AC100V電源搭載、カセットトイレも設置できるので安心


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TRAVELLER車内イメージ

フィオレラリフトの強みを活かしたサイドリフトタイプ

「今回初の展示車両です。」と田中さんに案内していただいた車両がこちら。Live HIACE sideliftです。

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Live HIACE sidelift

福祉車両キャンピングカーの多様な室内レイアウトを実現させる「フィオレラリフト」はイタリア製のリフトです。今回そのリフトのメリットを十分に活かしたモデルをリリース。フィオレラリフトは室内で折りたためるので省スペース、またリフトが回転するので使用後に乗降口を塞ぐことがありません。

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使用前は助手席後ろに収納

正直サイドから乗降という話を聞くと、UDタクシーのJPN TAXIを連想してしまい・・・良いイメージがないのですが、実際に見てみるとリフトを降ろした状態でも横幅+1.5m程度で乗降場所に困ることはなさそうです。またステップの取付、取外し作業が不要なので、乗降に時間もかかりません。

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リフトをテーブルにするのはキャンピングカービルダーならではの発想

「地面をセンサーで感知してリフトが止まるようになっているので、凸凹があったり斜めだったりするときちんと作動しにくいのが難点です。」とリフトのデメリットもきちんと説明するところが素晴らしい田中さん。車いすユーザーにとっては大切なポイントです。

また電動リフトは電気系統のトラブルで動かなくなることもまれにあるのですが、フィオレラリフトF360スリムフィットは油圧で動作しているので、電源が切れたとしても惰力で降ろすことができるので安心です。無電源で手動操作もできるそうです。

バリエーション豊富なモデルに自在なカスタマイズ

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Live NV350キャラバンモデル

介護タクシーや福祉送迎者にも利用できる

車いすユーザーとその家族が車中泊を楽しめる。というコンセプトで車づくりをしているワークヴォックス。モデル車両をベースにカスタマイズに対応しているので、介護タクシー事業者や福祉施設から導入の相談もOKとのこと。営業許可に必要な仕様を確認したうえで利用者が移動を楽しめる車づくりができそうですね。

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用途に合わせてカスタマイズ

車いす5台+付添最大4名(運転手を除く)のレイアウトも可能で、グループでの旅行やレクリエーションなどでも活躍できます。その他にドア開閉連動のステップ「FLEXISTEP」やリアゲートが自動で開閉する「パワーテールゲートキット」など、ハンディキャンプを持った方の利便性アップに貢献するオプションも多く用意されています。

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ドア開閉連動のステップFREXISTEP

お出かけが楽しくなる介護タクシーが今後登場するかも!?

たくさんのキャンピングカーを見るだけで何だか気持ちが上がりますよね。そんな展示会に福祉車両キャンピングカーが登場したことはとてもうれしい話です。福祉機器の展示会とは違って移動の楽しさを伝える雰囲気が良かったです。

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通常の介護タクシーは車いすを後部タイヤの位置に固定

介護タクシーでの移動、特に貨物ベースの1BOX車両での移動は跳ね上がりのキツイ後部に車いすをロックするので正直乗り心地が良いとは言えません。もちろん、ドライバーは細心の注意を払って運転しています。

このサイトを始めたおかげで、移送中の介護タクシーから「お客様の安全が一番」というオーラが出ているのを感じるようになりました・・・。身体の不自由な方の移動を担うということはそれだけ責任の大きな仕事なんですね。

そんな介護タクシーにも最近は色々な車種が登場しています。今でもベンツVクラスにフィオレラリフトF360を架装して営業している介護タクシー事業者さんもいらっしゃいます。近い将来、お出かけがもっと楽しくなる介護タクシーが登場するかもしれませんね。

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ワークヴォックス(WORKVOX)

声(ニーズ)を仕事(カタチ)に、社会に必要とされる車づくりを続けるチーム。車いすの方とそのご家族、関係者に新しいライフスタイルを提案しています。

ワークヴォックス ホームぺージ

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