ドライバーインタビュー
アスモ介護タクシー横浜 宮城さん
横浜市港南区にある有料老人ホームにやって来ました。今回はこちらでアスモ介護タクシー横浜の宮城さんにインタビューしました。療養通所介護の仕事を経験されている宮城さんからは、介護技術だけでなはい「介護タクシーの価値」について話していただきました。
介護度が重中度の方の外出をサポートしたい
宮城さんは横浜で在宅医療や通所介護のお仕事をされてきたということですが、介護タクシーのドライバーになったきっかけは何でしょうか?
私が従事していた療養通所介護は、介護度が重中度の方や末期がんの方が対象で、全国でも数少ない特殊な介護サービスでした。利用者やそのご家族から「通院などの外出を引き受けてくれる所が見つからない」という相談が多く、何かお手伝いできることはないか、と考えるようになったのがきっかけでした。
それだけ対応が難しい身体状況の方が多かったのですね。
はい。気管切開の方や座位が取れない方など、移乗もままならないケースが多く、しっかりとした技術を持っていないと対応が難しい方ばかりでした。これまでの経験とスキルを活かして社会貢献がしたいと思い、介護重中度の方とご家族の要望に応えることができる介護タクシーのドライバーになることを決めました。
介護技術ではどこにも負けない自信がある
アスモ介護タクシー横浜のセールスポイントを教えてください。
安全・安心・安楽な輸送を提供できるという点です。アスモ介護タクシーのケアドライバーは、介護現場経験者がほとんどで、介護保険が使えるという全事業所共通の特徴がありますが、その中でも私たちは医療と介護の知識に裏付けられた、高い介護技術を持っています。その点ではどこにも負けないという自信があります。
そして介護技術だけでなく、お客様とそのご家族とのコミュニケーションを大切にしているという点が大きな特徴です。療養通所介護で培った「ご本人とご家族の身体的・精神的負担を軽減する」というノウハウを活かして移送を行っています。
ご家族との対話で安心と信頼を獲得する
介護技術、ご家族との対話、どちらも大切な要素ですね。特にご家族とのコミュニケーションは気を付けなければならない点が多そうですね。
懇切丁寧に対応することを心がけています。ADL(日常生活動作)をしっかりリサーチして、お客様をどのようにお運びすればよいか、ご家族と時間をかけて相談します。ご家族からお客様の情報を得ることで、ご本人とご家族の両方と信頼関係を築くことができます。
利用者は通院や入退院などが多いのでしょうか?
そうですね。介護保険を利用した通院、透析などの対応もあります。現在は約20ヶ所の通所介護事業所から介護保険の移送を受けています。これまで2名で行っていた介助も、私たちであれば1名で対応できることもあり、利用者の経済的負担も軽減できるので、良い評価をいただいています。
運転手さんと話をするのが楽しみ
高い介護技術を持っているからできる対応があるのですね。これまでで印象に残っているお客様とのエピソードはありますか?
乗車中いつも他愛のない話をして「楽しかった」と仰っていた介護保険利用の方が、末期がんで亡くなられた時のことです。後日ご家族より「(ご本人が)運転手さんと話をするのが楽しみ、といつも喜んでいた。有難うございました。」とお礼の言葉をいただいたことが今でも印象に残っています。
宮城さんとの会話を楽しんでいることが、ご家族にとっても嬉しいことだったのですね。
介護タクシーはお客様と触れ合う時間が限られています。介護タクシーを利用することで少しでも笑顔になっていただけるように、ご本人・ご家族とできる限りコミュニケーションをとるように心がけています。
より高い技術の習得を目指して
では、アスモ介護タクシー横浜の利用を検討されている方へメッセージをお願いします。
アスモ介護タクシーは関東を中心に14の事業所でお客様の依頼をお受けしています。極力予約をお断りすることがないよう努力しています。また安心・快適にご利用いただけるよう車内の清掃・消毒を徹底し、ご利用料金など丁寧な説明を心がけています。どうぞお気軽にご相談、お問い合わせください。
有難うございました。最後に宮城さんの好きな言葉を教えてください。
「日々研鑽」です。私たちは長年のキャリアに基づいた技術力で困難な移送にも対応してきていますが、アスモ介護タクシー横浜の3名のケアドライバーはトレーニングや同行研修などを行い、必要があれば送迎先の下見やルートのシミュレーションなどを行っています。より高い技術でより良いサービスを提供できるよう、日々研鑽しています。
宮城さんが大切にしているのは、介護するご家族にも気を配り、みんなを笑顔にする移送サービスでした。介護家族の精神的負担を軽くすること。これも介護タクシーの重要な仕事なのですね。