介護タクシーコラム
関東最大の介護タクシーグループ勉強会に参加!
2019年6月の終わり、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城から約60名の介護タクシードライバーが新宿に集まりました。関東最大の介護タクシーグループ、一般社団法人福祉移送ネットワークアイラスの全体勉強会です。
年2回開催されるグループ全体のイベント
アイラスの全体勉強会は毎年6月と12月に開催されています。6月は一般社団法人の定時社員総会も開催される大切な1日です。小雨が降る中、仕事を終えた事業者の皆さんがホールに集合しました。今回は座学でしたが、接遇・介護技術・経営の3つの分野からテーマを決めて行っているそうです。
ちなみに昨年12月に行った勉強会では「看護師から見たターミナルでご自宅に戻られる際の注意点」と「階段介助」について講義がありました。どちらも重要なテーマですよね。
今回のテーマは「個人情報の取扱いについて」
予約時にお客様の氏名や住所を確認する介護タクシーでは、適切な個人情報の管理が必要です。今日の勉強会では、介護タクシー事業者が注意しなければならない個人情報の管理について講義がありました。
さらに介護タクシーはお客様の病歴や身体の状態についてなどの要配慮個人情報を扱うため、特に注意が必要です。みなさん熱心に講義のメモを取り、積極的に質問していました。意識の高さが伝わってきます。
懇親会は貴重な情報交換の場所
勉強会の後はアイラスグル―プの総会が行なわれ、最後は懇親会です。時間は21:00近くなっていました。まだまだみなさん元気です。
個人で営業していると何が新しくて何が正解なのか分からなくなることがある。アイラスでは各地域で月に1回会議を行なっているが、こうやって全体で集まると他の地域の方とも交流できるので刺激になる。みんな新しい情報を求めて集まってくる。
参加事業者の方がこう話してくれました・・・納得です。個人事業主がほとんどの介護タクシー(福祉輸送事業限定)では、広く客観的な情報に触れる機会が少ないのです。インターネットやSNSの情報だけでなく、対面で多くの同業者と交流できる。グループの一番のメリットはここにあるのだと感じました。
みなさんのパワーに圧倒されました!
22:30頃、中締めの挨拶で懇親会が終わりました。とにかくみなさんのパワーがすごかった。介護タクシーで移動にお困りの方をサポートするには、きっとこのくらいのパワーが必要なんですね。人を明るく元気にするにはまず自分から。これからも健康第一で頑張っていただきたいです。みなさんお疲れ様でした!
ここ最近、全国各地で自然発生的に介護タクシーのグループができてきているようです。利用者が安心して予約できて、より質の高いサービスを受けられるように、介護タクシー事業者の皆さんには実のある横のつながりを広げていって欲しいです。
※アイラスグル―プの活動はブログでも紹介されています。アイラスブログはこちら