ドライバーインタビュー
グロース介護タクシー 佐藤さん
「Let’s Call 今日、グロースにしない?」というキャッチコピーが印象的な神奈川県川崎市高津区のグロース介護タクシーを訪問しました。夕方の事務所は当日乗務が終了したメンバーの事務作業やミーティングで和気あいあいとした雰囲気でした。今回は代表取締役の佐藤さんにインタビューしてきました。
環境が整った法人介護タクシー
グロース介護タクシーはサービス名で、正式名称は有限会社グロース。事務所は関連会社が運営する「ヘルパーステーションわっしょい」の中にあります。こちらはデイサービスも運営している介護保険指定事業所になります。まさに介護現場のど真ん中にグロース介護タクシーは拠点を構えています。
生活道路に面した好立地で、待機中の車両が駐車できるスペースも確保されています。整備された環境は法人介護タクシーならではという感じです。
若くて経験豊富なケアドライバーが揃う
グロース介護タクシー設立の経緯を教えていただけますか?
私自身は平成18年(2006年)に個人事業で介護タクシーを始めていました。開業のきっけは介護タクシーというものをTVで知ったことでした。もともと介護施設に勤務していたので身近に感じる仕事でした。私を含め、個人で営業していた介護タクシーが集まって2019年5月に有限会社グロースを設立しました。
みなさんお若いですよね。
ばらつきはありますが平均年齢にすると40代前半です(笑)。でも社員5名のうち4名は10年以上のキャリアがありますので、この業界の中では若いベテランが揃っているというのがうちの特徴です。
ひとつの会社であることの強み
移送業務終了後、事務所で作業中のみなさんにお願いして集合写真を撮影しました。左から大野さん、高橋さん、杉村さん、佐藤さん。みなさん笑顔が素敵です。
グロース介護タクシーのセールスポイントを教えてください。
予約をほとんどお断りすることがないところですね。当社は提携事業者を含めると6台の車両で運行していますが、その他に複数の事業者とネットワークを作っています。自社の車両に関しては予約受付担当の杉村がスケジュールを管理していますので、急な予約にも対応できています。
グロースに連絡すればほぼ予約は取れる、ということですね。他には何かありますか?
各ドライバーが長年培ってきた実績で病院・施設の担当者との信頼関係ができていることも大きなセールスポイントです。当社のお客様は通院・通所の利用がメインなので、介護タクシーを手配するソーシャルワーカーやケアマネジャーと人間関係ができていることがとても重要になるんです。
地元川崎にしっかり根付いていきたい
お客様に便利で快適に使っていただけるように工夫されていることはありますか?
運転技術、介助技術の維持向上です。運転技術はもちろんですが、エレベーターのない5Fへの階段介助、狭いスペースでの移乗介助など、誰がお迎えに行っても安心してもらえる、要望に応えることができる介護タクシーを目指して日々研鑽しています。また、そのためにメンバー間でお客様の情報を細部にわたり共有することを心がけています。
グロース介護タクシーのこれからについてお聞かせください。
社員のドライバーを増やしていくことも検討していますが、川崎市内の事業者と提携して市内全体をカバーできるようになりたいですね。地域に根差して通院からお出かけ・観光まで幅広く対応できるグループを作っていきたいです。いまのところ重点的に提携先を募集しているのは、川崎北部地域の事業者ですね。
成長し続ける企業であるために
最後に佐藤さんの好きな言葉を教えてください。
会社名にもなっている「GROWTH(成長)」です。お客様に安心してご利用いただける、安全で丁寧なサービスを提供するために、成長し続ける企業でありたいと思っています。
また当社では介護タクシー部門以外に「高齢者住まいの窓口Rホーム+川崎たかつ入居相談室」を運営しています。高齢者住宅の紹介や住まいについてのご相談を受け付けています。お気軽にご連絡ください。病院送迎・施設見学にはグロース介護タクシーをぜひご利用ください。
取材中、杉村さんから「暑いでしょ」とアイスをいただき、食べながらインタビューさせていただきました。和やかな雰囲気であっても、予約内容の申し送りなどは真剣そのもの。このメリハリがグロース介護タクシーが提供する安心・安全なサービスの秘訣なのかもしれません。佐藤さん、グロースのみなさん、有難うございました!