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ドライバーインタビュー

介護タクシーあゆみ 飯島さん

神奈川県 三浦市

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声をかけていただいてから4ヶ月以上。やっとお会いすることに。神奈川県三浦市の介護タクシーあゆみ(歩)を訪問してきました。介護タクシー以外に保険、訪問介護、人材派遣、福祉有償運送事業も手がけている、One up Groupの代表取締役、飯島さんにお話を伺いました。

横須賀・三浦エリアを中心に、移動にお困りの高齢者、障がい者のサポートをしています。利用者のため、ひいては介護タクシー業界のために、仕事を継続していくことの大切さについて、その思いを語っていただきました。

法整備のタイミングで新たな事業をスタート

介護タクシー事業をスタートしたきっかけを教えてください。

事業を始める前は観光バスの運転手をしていました。平成12年(2000年)に介護保険法が施行されたことを受けて、保険代理店を立ち上げました。その後、平成18年(2006年)の道路運送法の改正に合わせて平成17年(2005年)にNPO法人歩(あゆみ)を立ち上げ、福祉有償運送をスタートしました。

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介護タクシーあゆみ事務所
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歩いて三浦海岸まで行けます

最初は福祉有償運送を始められたのですね。

はい。限定(福祉限定)の介護タクシーをスタートさせたのは、通院など近くの利用だけでなく、観光や長距離のお出かけ需要をもっと増やしていきたいと思ったからです。東京オリンピックももうすぐですからね。福祉有償運事業は、車離れしてきている若い世代の二種免許養成の意味合いもあるんです。

地域の事業者と連携して観光タクシーに力を入れている

介護タクシーあゆみのセールスポイントを3つあげてください。

ます独自の配車システムを使用してお客様をできる限りお待たせしないよう、複数の車両とドライバーを効率よく管理しています。おかげさまで福祉有償輸送と合わせると1日100件以上の依頼を受けることができています。2つ目は観光に力を入れているという点です。旅行代理店や観光バス会社と連携してお客様のニーズに応えています。

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配車の依頼は事務所で一括して受ける

人数の多いグループでの観光・旅行については、事務所の向かいにある三浦観光バスにお願いしています。私は観光バスの乗務経験があって知り合いも多いので、お客様のご要望に沿ってポイントを押さえた連携ができています。

もと観光バスの乗務員が企画する介護タクシーの観光プランは魅力的ですね!

横須賀・三浦の観光はもちろん、三浦発で東京ディズニーリゾートや東京観光、三重県の鳥羽まで観光旅行を担当したこともあります。また、グループに看護師が複数在籍していますので、長距離移動の際に添乗することも可能です。これが3つ目のセールスポイントですね。

観光・長距離の移動を楽しく快適に

利用者はどのような方が多いですか?

多いのはやはり通院です。あとは当社で力を入れている観光や旅行、特別支援学校の送迎などですね。三浦エリアは坂と階段が多いので、場合によっては安全を重視して2名以上で対応しています。車両に積んでいる車いすも自走式を採用して坂や階段でも安全に介助できるように心がけています。

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特定大型車から普通車まで

またリフト付き車両は、自走式の車いすを置いてもスペースが広く使える、日産のキャラバンチェアキャブを採用しています。

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キャラバン2台
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必要な機材を常設

お客様に便利で快適に使っていただけるように工夫をしていることはありますか?

観光や長距離の移動を快適に過ごせるように、乗用タイプの車両を2台導入しています。1台は助手席後ろのシートがそのまま車いすになるヴェルファイアのサイドリフトアップシート車です。もう1台はシエンタのスロープタイプを導入しています。ストレッチャーで乗車できるコンパクトな車両です。

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ヴェルファイア
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ストレッチャー対応のシエンタ

なるほど。車両の種類を増やして用途に応じて対応しているということですね。

そうです。ヴェルファイアは車いすのまま乗車はできませんが、5名の乗車であればゆったりと快適にご利用いただけます。TVや電源の用意もあるので、旅行などに最適です。また観光や旅行でご一緒する時は写真撮影後、コンビニのネットプリントを活用しています。お帰りの際にその場で写真をお渡しして、思い出に残る旅行になるよう工夫しています。

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車内テレビ
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ゆとりのある車内

お客様は十人十色、毎日新しい発見

お客様とのエピソードで印象に残っていることを教えてください。

いろいろあってすぐに出てこないですね。毎日新しい出来事があるので・・・最近のお話しをしますね。認知症のご婦人をお1人、施設から東京の江東区にあるご主人のお墓までお連れした時のことです。ご婦人は古い記憶がしっかりと残っていて、若いころ両国で相撲部屋の隣りに住んでいたことを私に話してくれました。

そこで私はお昼ご飯に相撲部屋のそばにある蕎麦屋さんを案内したんです。お昼を食べて相撲部屋の前で写真を撮ってお渡ししました。後日施設のスタッフの方から、ご婦人が毎日あの日の写真を枕に入れて寝ていると聞いて、なんだか私の方がジーンときてしまいました。良い思い出になってよかったなぁと。

車や機材も大切ですが、最後はやっぱり人の気持ちなんですね・・・。社員教育に通じる部分もありますか?

ありますね。いつも車をきれいにするとか、運転、接客応対についても厳しく指導していますが、最終的に私が現場にいなくても会社が回るようになることを目標にしています。この仕事は大儲けできるという仕事ではありませんが、うちの社員のように、私たちの次の世代にとってもっとやりがいのある仕事にしなくては、介護タクシーというサービスが続かなくなってしまうと思います。

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いつも車体はきれいに
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タイヤホイールもオシャレです

だから観光や日常のお出かけに力を入れているのですね。

そうなんです。今の介護タクシーは特定の時間帯だけに需要が集中してしまいます。そこで十分な供給をするのが私たちの仕事ですが、それだけでは当然足りません。その他の時間帯で新たな需要を作り出していく必要があるのです。

観光にもっと介護タクシーを使ってもらいたい

いろいろと有難うございます。では最後に介護タクシーあゆみの利用を検討されている方へメッセージをお願いします。

これまで諦めていたことを介護タクシーあゆみにぜひご相談ください。お客様にとって何がいちばん良い方法なのか、グループ全体で真剣に考えてまいります。旅行やお出かけ、お買い物など、諦めずに気軽にお声がけください。ご連絡お待ちしております。

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撮影用にきれいに並んだ車両
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次世代のホープと2ショットで


写真撮影用でギリギリに車を寄せて駐車する妙技、さすが元トラック&観光バスドライバーだと思いました。映画「トラック野郎」シリーズが大好きというだけあって、車のナンバーは菅原文太が演じる主人公、星桃次郎が乗るデコトラ「一番星号」と同じ「1」でした。当然好きなものは「デコトラ」「車」「バイク」・・・なんだか男気を感じました。

大きな声と明るい笑顔が印象的な飯島さん。社員の方も「厳しいけど愛情がある」と話していました。常に先を見据えて行動する姿勢は、利用するお客様へ「心のこもったサービス」となって届いているはずです。

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介護タクシーあゆみ

代表取締役 飯島 徳貴
昭和44年神奈川県生まれ。大型トラックの運転手から観光バスの乗務員を経て総合保険代理店、有限会社One upを設立。現在は介護、人材、輸送部門のグループ経営で地域の高齢者、障がい者の生活を支えている。趣味は車とツーリング、大型二種免許以外に一級船舶免許も取得している。

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