介護タクシーコラム
バリアフリーだけにとらわれない旅のかたち
目 次
人混みを避けて近場の温泉へ
インバウンドの影響って本当に大きいですね。観光地はどこへ行っても人が多く、少し疲れてしまいます。そこで今回は、自宅から車で1時間ほどの温泉宿へ行ってきました。
平日だったこともあり、高速道路は渋滞もなく快適。途中で立ち寄ったサービスエリアも混雑は少なく、トイレも空いていて、軽食を買ってゆっくり食べる場所にも困りませんでした。
バリアフリーという点では…
旅館は歴史を感じる建物でしたが、ところどころリフォームされていて、古さはあまり気になりませんでした。ただ、バリアフリー対応という点では、かなり厳しい印象ありました。
さりげない気遣いにほっとする
駐車場から旅館の入口までは細い坂道が続いており、紫陽花などが植えられた前庭はとても美しいものの、道幅が狭く傾斜もあります。坂の手前には「足元にご注意ください。歩行に不安のある方はお声がけください」といった案内があり、旅館側の配慮を感じました。

人のサポートが安心につながる
一方で、昔ながらの旅館らしい良さもありました。宿泊の部屋や夕食会場への案内はすべて仲居さんが担当し、料理も一品ずつ運んできてくれます。そのため、困ったことや気になることがあれば、その都度気軽に相談できるのは安心感がありました。
建物だけがバリアフリーではない
もちろん、建物自体がバリアフリーであることは大切です。しかし、実際に訪れてみると「設備が整っていないから利用できない」とは限らないことも感じました。
心強い仲居さんの存在
今回の旅館は段差や坂道が多く、バリアフリーとは言えませんでしたが、仲居さんが常に近くにいて、困ったときにはすぐに声を掛けられる安心感がありました。建物だけでなく、「人のサポート」も大きなバリアフリーなのだと実感しました。
事前に相談することで選択肢は広がる
旅行を計画する際は、「バリアフリーだから行ける」「バリアフリーではないから無理」と決めつけるのではなく、どのようなサポートを受けられるのかを事前に宿へ確認してみるのも一つの方法です。
介護タクシーでさらに広がる選択肢
また、介護タクシーでは旅行の付き添いに対応している事業者も多くあります。旅館までの送迎だけでなく、館内での移動や介助をサポートしてくれるため、宿選びの幅も広がります。事業者によっては、旅館選びや旅行プランの相談に対応しているところもあります。
「行きたい」をあきらめないために
人混みを避けてゆっくり過ごしたい、久しぶりに温泉へ行きたい。そんな願いをかなえる方法は、思っている以上にたくさんあります。「バリアフリーかどうか」だけにとらわれず、「どんなサポートがあれば安心して行けるか」という視点で考えてみると、お出かけの選択肢はもっと広がるかもしれません。

