介護タクシーコラム

おしゃれをするって楽しいですよね。素敵な服を着ると心もウキウキ、どこかへおでかけしたくなります。でも、歳を重ねるとともに、自分に合う服を探すのは難しいと感じませんか？

ユニバーサルファッションとは

近年、建物や乗り物、文房具などでもユニバーサルデザインという言葉が使われるようになりました。タクシーでも、JPN TAXIのようにUD（ユニバーサルデザイン）タクシーがあります。ユニバーサルデザインとは、年齢や性別、文化や人種、障がいの有無などにかかわらず、たくさんの人々が利用しやすいように製品やサービス、環境をデザインすることです。その中で、衣服はユニバーサルファッションと言われています。

加齢による体系の変化

人は年齢と共に体型が変化します。腰や背中が曲がったり、肩や膝といった関節の動きが悪くということも。筋力の低下や指先のこわばりなども出てきます。こうした体の変化は衣服の着脱といった日常生活の不便さに加え、着崩れなどの見た目にも影響してくるでしょう。そこで、着脱がしやすく体型の変化にも対応した衣服がユニバーサルファッションなのです。

ユニバーサルファッションの機能性

アウター

肩が上がりにくい方には、広めの身頃やアームホールと前開きにすることで着脱しやすくなり、腕の上げ下ろしにも負担がかかりません。ファスナーのついた前開きの服には、ファスナーを真ん中からずらしたものもあります。アウターを羽織っても、ファスナーは隠れるので素敵に着こなせます。

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ボタンを上手く留められない方には、大きめのボタンでつまみやすく、力の入りやすいものやボタンホールが斜めになっているものがあります。ボタンホールは、縦や横向のものより斜めの方が留めやすく外しやすいです。また、ボタンの代わりにマジックテープやマグネットで留める服もあります。飾りボタンがついているので見た目には普通のものと変わりません。

ボトム

肩や指先の動きが鈍ると、アウターだけでなく、ボトムの着脱も大変になります。そこで便利なのがすべりのよい生地を裏地に使ったボトムです。小さな力でも引き上げることができます。肩の可動域が狭くなり、後ろに手がまわらない方も、ウエスト部分の裏表にすべりのよい生地を使うことで、お尻が引っかからず引き上げやすくなります。

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腰や背中が湾曲してくると、普通の服では背中などがでてしまいがちです。そのような方には後身頃が長めにできているトップスやズボンも後ろ部分が長く深い股上のものがあります。移動の際に移乗が必要な場合でも、着崩れる心配が少なくなります。

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介助が必要な方、足が不自由な方には、ボトムの両脇にファスナーがあり、開くと一枚布のようになるものもあります。あらかじめ椅子に敷き、その上に座ればそのまま履くことができます。また、車いすの方の起立や移乗介助の際、介護者の腰への負担を減らすものもあります。ジーンズの横に持ち手がついており、そこを引くことで体を持ち上げることができます。

旅先でも便利

ボトムには膝下から裾までファスナーがついているものもあります。病院での診察などでも便利ですが、旅先でも活躍すると思います。日本には多くの温泉地がありますが、温泉に入るのが難しい時は、足湯につかるのはどうでしょう？膝まで簡単に出せるボトムなら気軽に楽しめると思います。近くの温泉はもちろん、少し遠方でも介護タクシーの助けがあれば、いつでもおでかけできますよ。

おしゃれをして、おでかけましょう！

服は人の生活になくてはならないもの。脱ぎ着が大変な服や着心地の良くない服、着こなしが乱れてしまう服では、憂鬱になってしまいます。「でかけたい」なんて気にならないかもしれません。でも、ユニバーサルファッションは機能性を高めることで、加齢などから生じる様々な問題に対応しています。自分に合った服が見つかれば、自然とおしゃれを楽しむ気持ちになり、「でかけたい」という思いも出てくるかもしれません。

自分に合う服が見つかったら、介護タクシーを予約してみませんか？あなたの「でかけたい」という気持ちに寄り添ったサポートで、素敵なおでかけを実現しましょう。

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ユニバーサルファッションの洋服が購入できるWebサイト

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